養成講座とは
養成講座とは1.5日かけて、データ活用の基礎知識を学び、 プログラムの実践方法を習得する講座です。修了者には、プログラム実践ツールと資格が付与され、ファシリテーターとしてお住まいの地域や組織内で開催することが可能となります。
本講座で養成する データ de スポーツ ファシリテーターとは、データを正しく扱う力を身につけ、学校体育・部活動、地域スポーツクラブなどにおいて、主に小中高大生などの若者世代に対して、データを活用した運動能力測定や、運動プログラムを実践できる人材を意味します。
本講座を通じて身につけられる4つのスキル
スキル1 データ・コレクション
GPS等の機器を活用し、必要なデータを正確に取得できる力
スキル2 データ・アナリシス
取得したデータを的確に分析し、対象者の成長や運動能力を明らかにできる力
スキル3 予測・フィードバック
データを元に、個人やチームの成長の見通しをたて、個別にフィードバックする力
スキル4 ファシリテーション
プログラムを企画・設計・運営し、参加者の意欲を高め、有意義な場をつくる力
活用想定
活用シーン1 学校体育の現場
データを活用し、子どもたち一人ひとりの成長を後押しし、運動を楽しむことができる学校体育の実現のために
活用シーン2 小中高の部活動や地域スポーツクラブ
怪我を防止し、一人ひとりが楽しめる、ひとりひとりに最適化できるトレーニングの実現と、その結果としてのチーム強化のために
活用シーン3 地域の健康増進活動
参加者個人の健康状態、運動能力と目指したいゴールに合わせた健康増進活動の企画・実施のために
活用シーン4 大学・社会人・プロチームでのトレーニング
GPS等のデータを活用した、怪我の防止と個人のパフォーマンスの最大化を実現できるトレーニングの企画・実施の第一歩として
2つの実践プログラム
操作能力とは、ルールがあるなか、相手がいる中で基礎能力を発揮する力。
養成講座では若年層の運動能力分析の基本となる上記2つのプログラムを実装できるスキルを習得します。その他の活用方法については修了後の個別相談となります。
本講座を通じて得られるもの
- GPSデバイスの具体的な使い方(データ収集からパソコンへの移行)
- 分析専用ソフトの活用方法、パソコンでのオペレーションスキル
- 運動能力測定のプログラム実践方法
- 地域で運動能力向上へのデータ活用についてそのまま活用できるプレゼンテーションスライド
- GPSデバイスのレンタル制度の活用
- 同じ志の仲間、講師や専門家とのネットワーク
こんな方の受講をおすすめします
- 小中高大学等、学校の体育教員やクラブ活動の指導教員の方
- 地域スポーツクラブ等のスポーツコーチの方
- 子どもたちの運動能力向上や健康増進を担当される行政職員の方
- GPSによるフィジカルデータを活用したスポーツマネジメントに関心のある方
ライセンスについて
用途に応じて、2種類のライセンスをご用意しています。
以下内容をご確認の上、申し込みをお願いいたします。
通常ライセンス
プログラムを活用する際の開催費用の徴収:組織の内外での開催を問わず、有料・無料両方可能。
ライセンス対象者:すべての方
想定されるケース:個人/事業者名義で
1)地域などでオープン開催
2)企業・行政等からの依頼案件
3)組織内の自社研修など
受講料:98,000円(税込)※開講記念価格
会費:1,000円/月額、もしくは60,000円(5年間分一括払い)
アカデミックライセンス
プログラムを活用する際の開催費用の徴収:組織内部での無料での開催に限る
ライセンス対象者:小中高大の学生および教員、コーチに限る
想定されるケース:個人/事業者名義で
1)小中高大の体育の授業や、部活動での活用
2)組織内の自社研修など
受講料:50,000円(税込)
会費:1,000円/月額、もしくは60,000円(5年間分一括払い)
※大学院を除く学校に通う25歳以下の生徒・学生については卒業までの会費は免除とする
両ライセンスとも、GPSのレンタルを希望される方は別途レンタルフィーが掛かります。
金額や期間等は講座内でお伝えいたします。
講座プログラムの内容
DAY1 基礎知識編: データマネジメントとスポーツ
– データマネジメントの基礎と実践:神武 直彦
– スポーツデータマネジメントの基礎と実践:太田 千尋
– データdeスポーツの概要とライセンス制度:筧 裕介
DAY2 実践編: GPSデバイスを用いた測定/分析/フィードバック
– 実践1 基礎能力編 :50m走
– 実践2 操作能力編 :ラグビー風鬼ごっこ
– その他、セッションの企画・運営時の注意事項